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Motherly(マザリー) Earth(アース) “夢大地” Project(プロジェクト) 基本的思考概念

─ 社会の進歩は、分離ではなく一体化に現れる ─

私たちは地球上の見方で見て、地球上の考え方で考えています。

私たちは地球にいるのですから、「地球上の考え方」で考えるしか他ないと思っています・・・しかし、私たちは地球上にいますが、その地球は宇宙の中のほんの一部です。たとえてみるなら、人間の体全体が宇宙とするならば、地球はそれを構成する小さな細胞の一つにすぎない・・・その細胞が、人間という全体の意思を無視して、細胞の考え方でしか行動しないとしたら・・・

 

そろそろ、新しい見方をするときです。個人としても、社会としても生まれなおすときです。自分たちの狂気で世界を破壊してしまう前に、世界を再創造しなければいけません。

私たちがすることは全て、お互いが共同して行っています。私たちは協力して現実を創造しています。一人の意思は全体の意思なのです。

 社会というものは、私たち全てが共同して創造しているのですから、誰かが好ましいと思う行動方法を示してやれれば、それは皆の役に立つのです。道先案内人になり、自分が創造したいと思う人生を示し、手本として他の人に勧めることもできます。

 

 私たちは、それぞれがばらばらだと思っています。人間同士の問題だけではなく、他の存在とも、あるいは地球の外のものとも、そして宇宙全体とも、離れ離れだと思っているのです。それが私たちの文化・・・原始的な文化なのです。私たちが「ひとつ」だと考えれば、全ての問題は消えてなくなっていきます。

 

私たちは「他の星にも生命体はいるのか・・・」という命題を持ちますが、そんなことは明らかなことなのです。科学的に証明されていないから否定するという人たちが大勢いますが、数学的にはこの無限の宇宙で、地球というたった一つの星にしか生命体がいないという確率の方が、限りなくゼロに近いのです。これほど明らかなことを命題として抱いてしまうこと自体、改めて分離主義の根の深さに驚きを感じてしまいます。

 

宇宙のどこかにある「高度に進化した文化」を想像してみてください。そこには飢餓や貧困や病気、差別や犯罪や戦争が無く、総ての生命が幸せに暮らしている美しく平和な惑星・・・そんな「高度に進化した文化」と私たちの地球という「原始的な文化」との違いはどこにあるのでしょう・・・

それはきっと、知覚ある存在の全てが、自分たちと「宇宙全体」は別々ではないとはっきりと認識して

いるという点でしょう。自分と他者も別々ではないと、はっきりと知っているという点でしょう。彼らは、全体として個々の経験をしているということを知っているのです。

 例えば、私たちはすぐに比較したがり、「損得」「正邪」「善悪」「高低」などを決めずにはいられませんが、それは、私たちがどんなに深く二元論に落ち込んでいるかを物語っています。どれほど、分離主義に埋もれているかを示しているのです。

 

社会の進歩のレベルは、不可避的に二元論的な考え方の程度に反映されます。社会の進歩は、分離ではなく一体化に現れるのです。

 

「ひとつになる」それが生命の真実なのです。分離は幻想です。社会が自らをばらばらだと見ている限り、あるいは、ばらばらな部分の集合だと考えている限り、その社会は幻想に生き続けていくのです。

私たちは、自分たちをそれぞれ別々の家族や一族だと考え、別の市町村や都道府県に分かれ、別の国をつくり、別の世界、別の星を形成していると考えています。さらに、私たちの多くは、自分たちの惑星が宇宙で唯一、生命体が住むところだと想像しています。

そんな私たちの考え方が、日常の社会的な決定、政治的な決断、宗教的な決意、経済的な選択、友人を選ぶことから個人的な選択の全てに反映されているのです。

私たちは全てから離れていると感じ、宇宙からのメッセージ(インスピレーション)など受けられないと思っています。だから、自分自身の体験を否定してしまうのです。宇宙と自分が「ひとつ」であることを体験しても信じないのです。だから、お互いが離れ離れであるだけでなく、自分自身の真実からも離れてしまうのです。

─ 利益の定義 ─

私たちは見間違えるはずのない真実を見ていながら、それを否定しているのです。ここで働いているのは、「否定」というメカニズムです。

例えば、オゾン層の破壊、森林の破壊、二酸化炭素による地球温暖化の問題から子供たちに対する虐待に至るまで・・・私たちは大気中に非常に危険な物質を置き、非常に大切なものを取り去っています。しかし、私たち(経済原理という力)はそれを否定していました。そしてほとんどの人は、その否定をする力のほうを信じ、認めようとしませんでした。賢明な一部の人たちがどんな被害が起こっているかを証明して見せても、認めようとしなかったのです。それどころか、最善の努力をしている人たちを狂っていると言い、自分たちの方がよく知っていると主張するのです。ある見方を押し付け、自分たちの特別な利益を守ろうとしているだけなのです。私たちは自分自身にばかり関心を向けています。どれほど具体的な、どれほど歴然とした証拠があっても、それが自分たちの利益に反すれば否定されてしまうのです。

私たちの国々が、大気を毒するフロンガスを禁止するのにどれほど長くかかったことか・・・

何故時間がかかったかわかりますか?有毒なフロンガスが禁止されると、大会社の多くに莫大なコストがかかるからです。大勢の個人が不便になるからです。大勢の人や国家が、現状維持によって、今のやり方を続けることによって得られる利益を守るために、何年も証拠を隠してきた・・・「否定」する必要があった・・・ただそれだけのことです。

自分自身に影響が及ぶ危機を感じたとき・・・皮膚癌の急増を無視できなくなったとき、気温が上昇して氷河や雪が解け始めたとき、海水の温度が上がって湖や河川が氾濫し始めたとき・・・初めて関心を向ける人が増えるのです。自分の利益を守る上で必要が生じて初めて、私たちは、何年も前から賢明な人々が突きつけてきた真実を認めるのです。

 

問題は、「自分自身」あるいは「自分の利益」というものをどう定義するかということです。

私たちが目指す理想的な「Motherly Earth“夢大地”」で定義される「自分の利益」とは、今の世界の常識の利益よりも遥かに大きいのです。

一人を傷つけることは大勢を傷つけることで、少数の利益は大勢の利益なのです。そうでなければ、結局は誰の利益にもならないことは明白なのですから・・・しかし、今の世界では、一人が傷ついても大勢に無視され、少数の利益は大勢に否定されてしまう・・・

これは今の社会が定義する「自分の利益」が非常に狭く、自分中心で、せいぜい愛する相手に広がる程度だからです。それも、相手が自分の言うとおりにしてくれる場合に限られています。

 

Motherly Earth “夢大地” Projectでは全てのプロジェクトにおいて、全ての人間関係において「自己の最善の利益になることをしましょう」と提唱していきます。しかし、同時に、「自分の最高の利益になる事がわかれば、それが相手にとっても最高の利益だとわかるだろう」ということも伝えていきます。自分と相手は「ひとつ」だからです。

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   Motherly Earth夢大地

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Tel: 0586-72-0344

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