─ 今が最後のチャンス ─
社会が様々な新しい技術を生み出していく過程が進化のプロセスです。逆に、技術が新しい社会を生み出してしまう過程は自滅のプロセスなのです。
例えば、原子力に関するさまざまな技術は、地球を吹き飛ばせるほどになっています。「それほど愚かなことはしない!」と私たちは言うでしょうが、本当にそう言い切れますか?
このまま大量破壊兵器を拡散させ続けていると、いつかはその兵器が世界を人質に取ろうというものの手に渡るでしょう。あるいは、しゃくにさわる世界を破戒しようとする者の手に・・・。
私たちは拳銃を子供に渡して、傷害事件は起こらないだろうと思っています。しかも、私たち自身が拳銃の使い方をよく知らない・・・この問題の解決策は明らかです。拳銃を子供の手から取り去ること。そして、自分たちも拳銃を捨てることです。
しかし、原始的な社会が自分から軍縮をすることも、核廃絶も問題外のようです。悲しいかな、世界の各国は自分たちの利益ばかりに目を向けています。各国の首脳が非常に狭い了見のナショナリズムでしかないのです。今も世界のいたるところで核臨界実験が行われています。未だに、核実験禁止条約すら、実現できていないのです。これだけではありません。核兵器で自滅しなければ、環境破壊によって世界を滅亡させてしまうでしょう。私たちは自分たちが住む星の生態系を切り崩しているのに、そんなことはしていないといい続けています。
それだけでは物足りないかのように、生命そのものの生化学をいじっているのです。クローンや遺伝子工学に手を染め、人類という種にとって恩恵になるように慎重に配慮するどころか、史上最大の破滅になりかねない危険を冒しているのです。倫理的によほど注意しないと、これに比べれば「核や環境破壊などは、子供の遊びでしかない」という危険が生じるのです。このまま人類が、精神的進化の無いまま進んでいくと、発達する医学で身体の機能を代替しようとして、人類全体を滅ぼしかねないほどの耐性を持ったウイルスや、感情を持たない生命体を創り出してしまうのです。(現に研究室レベルで創られています。)
このような倫理観の無い進歩は、目先(一個人、一企業、一国家単位)では利益に見えますが、地球人類全体の利益にはならないのです。それどころか、加速度的に破滅の道を辿ってしまうのです。
私たちは、自分自身をコントロールできない生き物なのでしょうか・・・?なんだか怖くなってきます。もう手遅れなのでしょうか・・・?
『宇宙』の項でも述べましたが、私たちはそろそろ地球的発想である科学万能の立場、思考から、全体論的(統合的)発想の思考を始めなければならないのです。世界には私たちの常識では理解できない視点
(才能、役、使命)を持った人々がたくさんいます。その方たちも、今、必死の思いで私たち地球人類に警鐘を鳴らしています。2025年から2030年までの5年間が私たち地球人類にとって、最も重要な期間になると・・・環境学的に見ても、この5年間に実行される施策によって、将来の地球の辿る道が決まるとまでいわれています。
今が最後のチャンスなのです。
Motherly Earth“夢大地”Projectは、この5年間でアジアにおいて数箇所の中核となる理想とするコミュニティ「夢大地ファーム」を構築し、「理解」と「実行」を伴った本当の意味での「精神的進化」を成し遂げられる仕組つくりを構築していきたいと考えております。そして、何としても、2030年までには地球人類全体が、第三レベルから第四レベル、第五レベルへの移行を完了させないといけないのです。(夢大地テキストⅧ.「文化」『新しい文化へのパラダイムシフト』)
それには、まず、私たちの多くが抱いている「たった一人の人間では何もできないだろう・・・」という考え(不安)を捨てることから始めればいいのです。そして、「たった一人の人間から始めなければ、何も始まらない!」と決意し、「意識改革」の連鎖の輪を広げていきましょう。
─私たちが花開く日はすぐそこまで来ている─
今世紀に入って、意識的に質の高い経験を創造し、本当の自分を直接的に表現し、こう在りたいと思う自分を実現する人たちが急速に増えています。
今はきわめて重要な時期なのです。決定的な瞬間なのです。私たちは記録にある歴史のうえで初めて(夢大地テキストⅤ.「環境」でも述べましたように、人類史上初めてというわけではありません)、世界を破滅させるだけの技術とその利用法の両方を理解しているのです。自滅することも本当に可能なのです。
どうすればかつての文明が辿った悲惨な結末を避けて、子供たちに胸を張って継承していける「美しく平和な地球」・・・未来永劫に亘る地上の楽園「Motherly Earth“夢大地”」を創ることができるのでしょうか。その答えは、すぐ目の前の景色に、歌の歌詞に、絵画に、彫刻に、本に、そして人間の動悸一つひとつに、真実のメッセージが託されているのです。
人はそれぞれ、一番わかりやすく、一番慣れ親しんだ道を通って真実に到達していきます。もっとも単純な瞬間から真実を汲み取って、単純に分かち合いましょう。あなたもそういうメッセージや活動を広めてください。人は和気あいあいと安らかに暮らせるのです。そうすれば、私たちの社会も、美しく平和な進歩した社会になるでしょう。
悲観することはありません・・・
想像してごらん・・・地上の楽園「夢大地」を・・・
私たちが花開く日はすぐそこまで来ています
茎は強くなり、花びらが間もなく開こうとしています
やがて、私たちの花々の美しさと香りが地に満ち溢れ、
さらにそれは宇宙の花園に場所を得ることでしょう
─ Pay(ペイ) it(イッツ) forward(フォワード) ─
─ Pay(ペイ) it(イッツ) forward(フォワード) ─
人は他人を変えることなどできません。変わるのは自分でしかないのです。他人に変えてもらおうとか、他人に変えられたなどと思っている間は、責任は他人にしかなく、自覚した次なる自発的な行動ができません。基本は自分です。「私が変われば世界は変わる」この信念を持って、粘り強い対話、行動を続けていきましょう。そうすれば、必ず周りの人が変わるきっかけを創ることができます。
新しい共通の未来を創るために、全人類が力を合わせ、努力することによってはじめて、希望が生まれ、真の「美しく平和な地球」が訪れます。
あなた一人だからといって諦めないでください。私たちにもできることはたくさんあります。それができるのはあなたでしかないのです。
この「美しく平和な地球=Beautiful(ビューティフル), peaceful(ピースフル) earth(アース)」実現に向けての「地球再生プロジェクト」= 「Motherly Earth “夢大地” Project」という冊子に出会って「今、あなたはどう在りたいのか・・・?何をしなければならないのか・・・?何ができるのか・・・?」それを真剣に考え、自発的な行動を起こして下さい。そして、あなたの親しい人達に伝えてください・・・あなたの思いを、言葉を、行動を・・・。
Pay(ペイ) it(イッツ) forward(フォワード)・・・人から受けた厚意をその相手に対して恩返し=“pay(ペイ) back(バック)”するのではなく、 他の誰かに違う形で先贈りして善意を広げていく=「次へ渡してください」という意味です。必ずやあなたのその意志は、共感という振動で世界に広がっていきます・・・想像もつかないほどのスピードで・・・。
美しく平和な地球を子供達に残すため、永続可能な社会を創っていくためにも、希望を持ちましょう。そして、その意志を今すぐ伝えていきましょう。
The song of our union
“Motherly(マザリー) Earth(アース)” ― 未来(こどもたち)に残す地球はひとつ ―
それでも地球は、回り続けてる 僕らの昨日を、じっと耐えながら
それでも地球は、回り続けてる 僕らの明日を、約束するように
1.幾億万年の悠久の果てから たった一つの生命(いのち)が生まれ
繁茂(はんも)悠遠(ゆうえん)の弥栄(いやさか)のために 僕らは今、なにをするのか
思い出してごらん幼いころを 見るものすべてが不思議なことばかり
隣にはいつも神様がいただろう 現実(いま)を見るあまり信じられなくなった
それでも地球は、回り続けてる 僕らの昨日を、じっと耐えながら
それでも地球は、回り続けてる 僕らの明日を、約束するように
2.幾億万分の有限の中に たった一つの出会いが生まれ
過去と未来の縁(えにし)のために 僕らは今、何ができるか
思い出してごらん母さんの温もりを 優しく抱かれ 語りかけてくれた
一人の力じゃ何もできないよ 一人の力じゃ寂しすぎるね
それでも地球は、回り続けてる 僕らの昨日を、じっと耐えながら
それでも地球は、回り続けてる 僕らの明日を、約束するように
3.幾億万人の現実の上に たった一つの希望が生まれ
人と地球とこの宇宙のために 僕らは今、何をすべきか
思い出してごらん父さんの手のひらを 厳しく包まれ 勇気付けてくれた
思い上がりも荒んだ心も 手を繋ぎ合えば恥ずかしくなるさ
それでも地球は、回り続けてる 僕らの昨日を、じっと耐えながら
それでも地球は、回り続けてる 僕らの明日を、約束するように
手を繋ごう 力まないで現実(いま)を見詰め合おう
心開こう 怯えないで未来を語り合おう
生命(いのち)が 出会いが 希望が 勇気をくれる
現実(ぼくら)から未来(こどもたち)に 残す地球はひとつ
手を繋ごう 力まないで現実(いま)を見詰め合おう












